「フロルの毒菱」無限ディンルー編【SVシーズン6 最終992位 R1901】

一応レギュレーションCの間はレンタルパーティを公開しておきます。


TN うしゅいか 最終最高1901 最終992位

 

 こんにちは。うしゅいかと申します。ギリッギリでしたがSV初の最終3桁と自身初のレート1900を達成できたので、記念に構築記事を書くことにしました。決して最上位を目指せるような構築では無いと思いますが、面白いコンセプトだと思うので宜しければご覧ください。

 

〈コンセプト〉

キラフロルでステルスロックと毒菱を撒いて、ねむねご吹き飛ばしディンルー(通称:無限ディンルー)で相手を削り、ブーストエナジーテツノツツミの圏内に入れる。

 

〈構築経緯〉

 複数の有名実況者の方々が使っていたステロ毒菱キラフロル+ドラゴンテールカイリューの構築は、フェアリータイプでドラゴンテールが止まるのが明確な弱点なのに対し、ディンルーの「吹き飛ばし」はフェアリータイプも気にせず交代させられる点が面白いと思い、キラフロル+ディンルーから構築を組み始めた。

基本選出の残り一枠は、スイーパーとして上からのハイドロポンプフリーズドライの範囲が広く、身代わりで毒ダメージを稼げる素早さブーストエナジーテツノツツミを採用し基本選出が完成した。

ねむねごディンルーの居座り性能が非常に高く、中途半端な火力のアタッカーや受けポケモンはディンルーだけで封殺することが出来た

残り3枠は、基本選出が通らない場合の裏選出として、単純な選出パワーが高いセグレイブ+ハバタクカミ+ヘイラッシャ(所謂セグカミラッシャ)を採用した。並びの知名度が高く、相手にセグカミラッシャを強く意識させることで、基本選出が通りやすくなる効果も大きかったと思う(相手にセグレイブやハバタクカミの受け枠を選出させる等)。

 

〈固体紹介〉

①キラフロル@きあいのタスキ

性格:おくびょう

特性:どくげしょう

テラスタイプ:毒

技構成:パワージェム だいちのちから キラースピン ステルスロック

調整:H4 C252 S252

実数値:159-×-110-182-101-151

CSぶっぱ

 

本構築の起点作成役。ディンルーとセットで出す。基本的には初手に出して、ステルスロックと毒菱を撒く。物理相手なら最低でも毒菱が入るのが強い。

起点作成が優先ではあるが、CSにすることで火力も高く、相手の初手次第では対面的に殴りに行った(例:無限ディンルーが成立しづらいパオジアン、サーフゴー等)。地面技は最初マッドショットにしていたが、裏が極端に遅いか速いかの2択で生きる場面が少なく、火力優先でだいちのちからにした。

キラースピンで相手のディンルーやコノヨザルのステルスロックを回収しつつ毒を入れられるのが強かった。

 

②ディンルー@たべのこし

性格:しんちょう

特性:わざわいのうつわ

テラスタイプ:フェアリー

技構成:カタストロフィ ねむる ねごと ふきとばし

調整:H244 B36 D228

実数値:261-130-150-×-141-65

HBDなるべく高く、幅広く受けられるように。

 

キラフロルでステロ毒菱を撒いた後、ひたすらカタストロフィ+ふきとばしで相手を削る。体力が減ったらねむる+ねごとでとことん居座る。

ねむるねごとはケアされない、かつ並みの火力ポケモンでは突破が出来ないので、ディンルー1体で相手を詰ませる試合を量産してくれた。

ふきとばしのお陰で相手の積みの起点になりにくく、ねごとにアンコールが効かない点も良かった。

テラスタイプは水も試したが、電気テラスタルキノガッサに怯える日々だったので、フェアリーに落ち着いた。テラスタルを切った後にサーフゴーのゴールドラッシュが抜群になるのだけが痛かった。

攻撃技の1枠は、しっぺがえしと地割れも試したが全く勝てなかった(それぞれ火力不足、当たらない)。削りを入れて裏でスイープするというコンセプト状、安定した削りが入るカタストロフィが最適だったと思う。

自発的に眠った場合、眠りターンが2ターンで固定なので、相手の攻撃を3発以上耐えられれば受けが成立する(無限ディンルー出来る)。この場合、食べ残し込みで大体被ダメージを39~40%以下に抑えれば良い。以下に被ダメージを列記する(弱点を突かれる場合はテラスを切る前提)。

 

特化眼鏡ハバタクカミのムーンフォース 33.7~40.2%(確定3発)
特化眼鏡テツノツツミのフリーズドライ 16.0~18.7% (乱数6発)
           ハイドロポンプ 36.7~43.6%(確定4発)
特化イーユイのかえんほうしゃ     28.7~33.7%(乱数3発)

特化パオジアンのつららおとし     31.4~37.1%(乱数3発)

特化鉢巻カイリューしんそく     23.7~27.9%(乱数4発)

特化眼鏡サーフゴーのゴールドラッシュ 41.7~49.8%(乱数3発)

 

③テツノツツミ@ブーストエナジー

性格:ひかえめ

特性:クォークチャージ

テラスタイプ:氷

技構成:ハイドロポンプ フリーズドライ みがわり アンコール

調整:H44 B4 C204 D4 S252

実数値:137-×-135-187-81-188

素早さにブーストがかかる範囲で可能な限り特攻を高く、残り耐久。

 

キラフロル+ディンルーで削れた相手のスイープ役として採用。

ほとんどのポケモンに抜かれず上から殴ったり、身代わりで毒ダメージを稼いで圏内に入れたりする。

氷テラスタルの個体しか手に入らなかったのでテラスタイプは氷だが、最大火力を上げられる水か、カイリューしんそくを無効に出来るゴーストの方が強かったと思う(テラピース勿体ない病)。

裏から出してアンコールで相手を補助技に固定する等、色々と器用なポケモンなので、基本選出のみならず、対面的な裏選出にもよく出した。

 

④セグレイブ@いかさまダイス

性格:いじっぱり

特性:ねつこうかん

テラスタイプ:電気

技構成:つららばり テラバースト こおりのつぶて りゅうのまい

調整:H4 A252 S252

実数値:191-216-112-×-106-139

ASぶっぱ

 

S1から愛用している電気テラスタルセグレイブ。

後述のヘイラッシャに突撃チョッキを持たせたかったので、いかさまダイスで採用。

氷+電気の範囲である程度事足りると思ったので、地震を切ってりゅうのまい採用だが、正直地震で良かったと思う(一応りゅうのまいのお陰で何試合か拾った)。

もう少し耐久も欲しかったが、ミラーを意識して準速にした(努力値調整が面倒だっただけ)。

電気テラスタルにすることで、サーフゴーやハッサムにもある程度強く出れるので、鋼の一貫がえげつない本構築では電気テラスタルで正解だったと思う。

 

①ハバタクカミ@こだわりスカーフ

性格:ひかえめ

特性:こだいかっせい

テラスタイプ:フェアリー

技構成:ムーンフォース シャドーボール サイコショック パワージェム

調整:H224 B76 C164 D4 S20

実数値:158-×-85-193-156-158

S5の最終40位の方の調整をお借りしました。カイリューの特化鉢巻き地震最高乱数切り耐え調整とのことです。

 

途中まではスカーフサーフゴーを採用していたが、セグカミラッシャの並びを作りたい+カイリューに隙を見せたくないという理由からスカーフハバタクカミを採用した。

キラフロル+ディンルーの後のスイーパー or 対面駒としての選出だった。選出率はあまり高くなかったが、出せば無難に活躍してくれた。

サイコショックとパワージェムは適当に入れたが、ほとんど撃つ機会が無く、マジカルフレイムや滅びの歌でも良かったと思う。

 

⑥ヘイラッシャ@とつげきチョッキ

性格:いじっぱり

特性:てんねん

テラスタイプ:はがね

技構成:ウェーブタックル じしん ゆきなだれ ヘビーボンバー

調整:A252 B4 D252

実数値:225-167-136-×-76-117-55

ADぶっぱ

 

こちらもS1から愛用する影のMVP。

突撃チョッキを着ることで環境に居る多くの特殊アタッカー(ハバタクカミ、テツノドクガ、サーフゴー、テツノツツミ(テラス込み)等)に対面打ち勝てる。

技構成は一致技のウェーブタックルと、サーフゴー、イーユイ等への打点の地震カイリューガブリアスへの打点の雪雪崩、ハバタクカミ、テツノツツミへの打点のヘビーボンバーを採用した。

キラフロルが初手に特殊アタッカーを激しく呼ぶので、初手出しが非常に刺さったと思う。ヘイラッシャのチョッキはそこまでケアされないので、そのまま突っ込んでくる特殊アタッカーが多く、平気で1~2体くらい持って行ってくれた。

テラスタイプはテツノツツミやジバコイルに対面勝てる様に鋼にしたが、イダイナキバに強いフェアリーや虫、キノガッサに強い草等でも良かったかもしれない。

 

〈選出〉

①基本選出

キラフロル+ディンルー+テツノツツミ or ハバタクカミ

鋼や毒タイプが多い  or 超絶前のめり構築(無限ディンルーが成立しない)の場合以外はこの選出(体感7割)。

ツツミとカミは刺さっている方を出すが、先制技持ちが多く、物理耐久の低さが怖くてほぼツツミを選出した。

1試合に時間がかかる事と、ディンルーの体力管理、スカーフトリックのケア等、意外と頭を使う事が難点。深夜になると疲れてめっきり勝てなくなった。

 

②裏選出

ヘイラッシャ+セグレイブ+テツノツツミ  or ハバタクカミ

基本選出が出来ない場合は主にヘイラッシャ始動で対面的に選出する。

キラフロルが初手に特殊アタッカーを呼ぶ関係でチョッキヘイラッシャが刺さる場合が多く、裏選出の勝率も悪くなかった(多分基本選出より高い?)。

 

〈重いポケモン

ハッサム

ステロも毒菱も刺さらず、高火力鋼先制技が痛いので、居るだけで基本選出が出来なかった。セグレイブでテラスタルして何とか対面的に突破した。

高火力鋼アタッカーとしてサーフゴーも挙げられるが、ディンル―のカタストロフィ連打で少なくとも裏の圏内には入れられるため、意外にサーフゴー入りへの勝率は悪くなかった。(サーフゴーが多すぎてサーフゴー入りへの立ち回りは自然と洗練されていった。)

 

・イダイナキバ

高速スピンでステロを回収されるだけでなく、対面的にも誰も勝てない天敵(一応テラスタルを切ればハチマキ以外はセグレイブで勝てる)。

幸いあまり出くわさなかった。選出されたら鬼の択を通さないとなかなか勝てなかった。

 

・受けループ全般

明確な受けループ対策を採用していないので、序盤はほぼ負けていた。10敗以上は受けループ相手だと思う。

実はディンルーでねむねごしていたら負けないことに気づき、終盤は受けループにも勝てるようになった。

 

・一撃技採用ポケモン

ディンルーが一撃で葬られたら完全に終わる。

命中しないことを祈りながら吹き飛ばすしかなかった。

 

〈最後に〉

SVはこれまで2万位代が最高で全然勝てていなかったですが、今期はGWのお陰でそれなりにランクマに取り組むことが出来、目標だった最終3桁とレート1900を達成できました。

4月に職場が変わって落ち着いてきたのが正直大きいです(それまでは帰りが夜遅く、休日もほぼ無かったので...)。

最終日はメインロムで11勝3敗と勝率は良かったですが、レート1900を死守したく途中で保存しました。

結果として最終3桁に残れたので良かったです!

Twitterをやっているので宜しければフォローしていただけると嬉しいです!

 

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【S34 最終835位 R1791】エルフーン起点Wキュレムネクロズマ

 

うしゅいかと申します。シーズン34お疲れ様でした。

この度ポケモン対戦を始めて2度目のシングル最終3桁を達成できたので、記念として構築記事を残したいと思います。

宜しければtwitterをフォローしていただますと幸いです。

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tn うしゅいか 最終1791 最終835位

 

【構築経緯】

 本業の方が忙しく、週末しかランクマに潜れない中で、新ルールの目まぐるしく移り変わる環境に合わせて対応するのが難しいと感じたため、とにかく自分のやりたいことを押し付ける事を意識しました。

 まずは、命の珠持ち特化ホワイトキュレム(以下Wキュレム)がダイマックス込みでザシアンをワンパン出来、なおかつ環境の多くのポケモンに打ち勝てると思い、Wキュレムをエースに添えました。

 次に、Wキュレムが上から動けるにする素早さのサポート要員として、ねばねばネットデンチュラなど色々試しましたが、最終的には追い風エルフーンを採用しました。ただ追い風を打つだけでなく、がむしゃら+しぜんのちからで削りを入れたり、上から挑発を打って相手の起点作成を阻害したりと、幅広い立ち回りが出来ました(本構築の個人的MVP)。

 また、Wキュレムを使う上でザシアンがどうしてもキツく(特に追い風が切れた後)、ザシアンに後出ししつつ、電磁波で素早さを下げられるHBゴツメ日食ネクロズマを採用して基本選出が完成しました。

 残りの3枠は考える余裕があまりなく正直適当なのですが、ラッキー、ホウオウに強く出られる剣舞ラムランドロス、ラッキーとゼルネアスに強めなザシアン、単体で入れて強そうなスカーフカイオーガを採用しました。

 

【個別解説】

Wキュレム@命の珠

・特性:ターボブレイズ
・性格:ひかえめ
・実数値:201(4)-×-110-244(252+)-120-147(252)
・技:フリーズドライ/りゅうせいぐん/クロスフレイム/だいちのちから

 CS特化。追い風下or電磁波のサポートの元でダイマックスします。Wキュレムをザシアンで対策している構築も多く、逆にザシアンをワンパンすることで優位に立つことが出来ました。氷技の枠は正直吹雪で良いですが、命中率やカイオーガへの打点を考えて今回はフリーズドライを採用。ディアルガ以外にはダイマの打ち合いでほとんど負けなかったと思います。これまでの環境と比べてラッキーがそこまで多くなかったのも追い風。

 

H252ザシアン⇒ダイアースorダイバーン 116.0~137.1%(確定1発)

H4ダイマイベルタル⇒ダイアイス 90.8~106.9%(吹雪媒体だと確定1発)

 

 

エルフーン@気合のタスキ

・特性:いたずらごころ
・性格:れいせい
・実数値:120-×-×-141(252+)-×-108 (Sは逆V必須、C以外逆Vが理想 )
・技:しぜんのちから/がむしゃら/ちょうはつ/おいかぜ

 先発安定。じぜんのちからがいたずらごころ適用なのが強く、相手が攻めっ気がある場合は後攻がむしゃら+先制しぜんのちからで1体処理してから追い風で裏に繋ぐことが出来ます。環境に多いポケモンは遅くても90族以上が多く(ディアルガグラードン等)、最遅にすることで無振り90族の下を取ることが出来るので、この戦術をするには最もかみ合った環境だと思いました。また、相手の起点作成ポケモンや耐久ポケモンの上から挑発を打てるのが強く、安定して追い風⇒退場⇒Wキュレムの展開に持っていくことが出来ました。とにかく追い風だけは打って退場をすることを意識しました。

 

日食ネクロズマ@ゴツゴツメット

・特性:プリズムアーマー
・性格:わんぱく
・実数値:203(244)-177-196(252+)-×-131(12)-97
・技:メテオドライブ/じしん/あさのひざし/でんじは

 追い風が切れた後にWキュレムとザシアンが対面した場合の引き先として本構築には必須のポケモンです。ゴツメダメージ+電磁波でWキュレムがザシアンを上からワンパン出来るようになります。ほんのり振ったDはほぼ無意味なのでHB特価で良いと思います(直す時間が無かった...)。

役割対称:ザシアン、白バド、ゼクロム、ゼルネアス(後半2つは勝てるとは言ってない)

ランドロス@ラムの実

・特性:いかく
・性格:いじっぱり
・実数値:173(68)-216(252+)-111(4)-×-101(4)-134(180)
・技:じしん/そらをとぶ/ストーンエッジ/つるぎのまい

 禁伝2体ルールの時から愛用しているラム剣舞ランドロスです。主にホウオウとラッキーが同席している構築に対して選出します。その他Wキュレムがあまりに刺さってない構築に対するダイマエースとなります。聖なる炎火傷とうたう意識でラムの実採用です。ダイジェット1回でザシアンを抜けないのは心もとないですが、ほんのり振った耐久に助けられた場面も多かったので後悔は無いです。なんでもありルールでもこのポケモンの破壊力・全抜き性能はすさまじいです。

 

役割対称:ラッキー、ホウオウ

 

ザシアン@くちたけん

・特性:ふとうのけん
・性格:いじっぱり
・実数値:199(252)-200(252+)-135-×-135-159(4)

・技:きょじゅうざん/じゃれつく/インファイト/でんこうせっか

 ラッキーがあまりに重かったのでラッキーに強い枠として採用。ザシアンは初めて使うのでどのような調整がいいか分からず、ひとまずHA特化にしました。あまり選出はしなかったですが、構築にザシアンが居ることで相手の選出を読みやすいのが最も有益でした。この枠をホウオウに変えた途端勝てなくなったので、見えない所で力を発揮してくれてたんだと思います。

 

役割対称:ラッキー、ゼルネアス

 

 

カイオーガこだわりスカーフ

・特性:あめふらし
・性格:おくびょう
・実数値:176(4)-×-110-202(252)-160-156(252+)
・技:なみのり/かみなり/れいとうビーム/しおふき

 よっぽど刺さっていると思われる構築に2~3回選出しただけでした。今回のルールはトリトドンガマゲロゲのようなあからさまなカイオーガ受けが少なく、選出圧力は結構あったと信じています。出したときはそれなりに活躍してくれたので、やはりこのポケモンのスペックは凄まじいです。というか凄まじいポケモンばかり使えるこのルール凄いです。

 

【選出】

エルフーン、Wキュレムネクロズマ(基本選出8割これ)

・ラッキー入り⇒エルフーンの代わりにザシアン

・ラッキー、ホウオウ入り⇒エルフーン(、Wキュレムも?)を抜いてランドロスin

 

【立ち回り】

 初手エルフーンに対して、相手のポケモン

ディアルガカイオーガ⇒がむしゃら+しぜんのちからからの追い風退場

・ザシアン⇒がむしゃらで削ってからからネクロズマ引きで処理、ネクロズマを切り気味に動いて再度エルフーンの追い風展開

イベルタル⇒がむしゃらから追い風退場

・バドレックス⇒挑発から追い風退場

 上記のように対応することが多かったです。とにかく追い風⇒Wキュレムに繋ぐのを最優先にしました。特に初手ディアルガグラードンが流行っていたシーズン中盤まではこの展開が上手くハマりました。

 

【重いポケモン

・ラッキー

 Wキュレムを完全に受けられてしまうので、ラッキー入りには基本選出が出来ずきつかったです。

・後発ダイマディアルガ

 先発ならエルフーンで削りを入れられるので良いですが、後発ディアルガは誰も受からないので負けに直結しました。

・初手黒バドレックス

 ゴーストタイプ故にがむしゃらで削りを入れられないので相手していて嫌でした。最終日付近は流行っていましたが...

 

【最後に】

 今月は三連休が多く、最終日が金曜日だったのでいつもよりランクマに時間をかけることが出来ました。これまでサイクル構築しか使ったことが無く、シーズン序盤は全然勝てなくてマスターボール級に上がるのにも30戦くらいかかりました。そんな中、これまで使ったことのない展開構築に挑戦して、目標であった最終3桁を達成できたので非常に達成感があります。3桁がほぼ確定した後は怖くて潜れなかったので、早く3桁が当たり前になってもっと上を目指せるようになりたいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

【S30 最終762位 R1825】ムゲンネクロランドサイクル

レンタルID:
0000 0008 CX28 YP

はじめまして。うしゅいかと申します。

s28から本格的にポケモン対戦を始めたのですが(厳密には第五世代の時にランダムマッチを少しやっていました)、この度念願の最終3桁を達成できたので構築記事を書かせていただきました。

twitterを始めたのでフォローしていただますと幸いです。

うしゅいか (@ushuikapokemon) | Twitter

 

初投稿ですので、拙いところもあると思いますが、何卒宜しくお願いします。改善点などもぜひご指摘していただけると幸いです。



tn うしゅいか 最終1825 最終762位

 

中盤まではレンタルパ等、色々なパーティを試していたのですが、パーティを固定化した後半は7割越えの勝率だったと思います。

月末3日間は忙しくてランクマに潜れなかったのですが、なんとか3桁に残ってくれてよかったです。

 

【構築経緯】

 基本的な構築やムゲンダイナの調整等は以下のパーティを参考にさせて頂きました。

マスボ級到達ムゲンカグヤランド。アシレーヌを添えて|ポケモンパーティ構築|ポケモン徹底攻略

まず、球ムゲンダイナはザシアンや黒バドの様な上位禁止伝説に弱いものの、その他の一般枠にはかなり強く出れると感じたので、上位禁止伝説をその他のポケモンで対策にすればムゲンダイナが動きやすいと感じ、ムゲンダイナを軸にパーティを組みました。

具体的には、ザシアン対策のネクロズマカイオーガ対策のゴリランダー、黒バドとイベルタル対策のバンギラスを入れました。

あとは、一体で地面と電気の一貫を切れるランドロスと、雑に使っても強いスカーフヒヒダルマを入れてパーティは完成です。

途中まで、ムゲンダイナの炎技は火炎放射でしたが、マジカルフレイムに変えることで、カイオーガイベルタルにも対面不利を取らなかったので、本当に汎用性が高いポケモンだと思います。

 

 

 

【個別解説】

ムゲンダイナ@いのちのたま
・特性:プレッシャー
・性格:ひかえめ
努力値:HABCDS
・実数値:232(132)-×-115-203(156)-123(64)-170(156)
・技:ダイマックスほう/ヘドロばくだん/マジカルフレイム/じこさいせい
 初手に出すことが多かったです。プレッシャーの発動順で相手の持ち物判別が出来るのが強く、ザシアンと黒バドレックス以外には対面なんとかなりました。毒技を警戒されないのか奇襲性能が高く、初手に出てくるゼルネアスをヘド爆でワンパンしてくれました。カイオーガ相手にはマジフレから入れば自己再生で受けきれますが、かみなりの麻痺や冷ビの氷があり、安定しませんでした。

 

日食ネクロズマじゃくてんほけん
・特性:プリズムアーマー
・性格:わんぱく
・実数値:203(244)-177-196(252+)-×-129-99(12)
・技:メテオドライブ/じしん/あさのひざし/コスモパワー
ザシアン受け兼ダイマエース。ダイスチルとダイアースで耐久を上げながら殴るのが強かったです。ダイマックスすればイベルタルと黒バドも弱点保険込みで返り討ちにしてくれました。

 

霊獣ランドロス@ラムの実
・特性:いかく
・性格:いじっぱり
・実数値:173(68)-216(252+)-111(4)-×-101(4)-134(180)
・技:じしん/そらをとぶ/ストーンエッジ/つるぎのまい
ダイマエースその2。最初は耐久に振ったチョッキ型で使っていましたが、構築全体のパワー不足を感じたので、剣の舞持ちの攻撃特化にしました。ステロあくび組や電磁波鬼火ミミッキュ対策でラムの実を持たせています。

 

ガラルヒヒダルマこだわりスカーフ
・特性:ごりむちゅう
・性格:ようき
・実数値:181(4)-192(252+)-75-×-75-161(252)
・技:つららばり/いわなだれ/フレアドライブ/とんぼがえり
オーソドックスなスカーフヒヒダルマ。相手の4~6体に刺さっていると感じたら初手で投げていました。ホウオウジガルデナットを1体で壊滅させたりと、投げたら大体仕事をしてくれました。

 

ゴリランダー@とつげきチョッキ
・特性:グラスメイカ
・性格:いじっぱり
・実数値:207(252)-188(206+)-117(52)-×-90-105
・技:グラススライダー/とんぼ返り/がむしゃら/はたきおとす
カイオーガ対策兼嫁ポケ枠。球ダイアイスと眼鏡冷ビはどうしようもないです。対面黒バドに勝てて、裏に居るヌオーやバンギにも強かったので、黒バド構築には投げることが多かったです。ほんのりBに振ったおかげでAに振ったザシアンのきょじゅうざんを耐えてがむしゃらを入れたりと、幅広く対応できるようになりました。

 

バンギラス@食べ残し
・特性:すなおこし
・性格:いじっぱり
・実数値:207(252)-170(4+)-130-×-152(252)-81
・技:かみくだく/ロックブラスト/まもる/でんじは
黒バドとイベルタル受け。交代で出てくるザシアンに電磁波を当てる流れが多かったです。黒バドはリーフストーム持ちばかりだったのであまり安定しなかったです。ダイマ枯らしと食べ残しの体力回復を考えて守るを入れています。

 

【立ち回り】

 初手ムゲンダイナからサイクルを回しつつ、相手の裏を把握して、ネクロズマダイマを通す展開が多かったです。雲行きが怪しくなっても、ネクロズマでコスモパワーを積んで要塞化することで勝ちに繋げることが出来ました。

 

・基本選出

ムゲン-ネクロ@1

・対オーガザシアン

ムゲン-ネクロ-ゴリラと投げることが多かったです。

大体初手にカイオーガが出てくるので、マジフレを入れてからゴリラに引くなり自己再生で粘るなりしました。裏に多いサンダーやナットレイにもムゲンダイナで勝てるので、とにかくカイオーガさえ突破すれば勝てる試合が多かったです。

・対バドザシ

ゴリラ-ネクロ-バンギと投げることが多かったです。

大体初手バドレックスが出てきました。ゴリランダーのはたき落とすで倒しにかかりましたが、ほとんど交代されて1回しか決まらなかったので、終盤はとんぼ返りして裏から出てくるザシアンにネクロズマを合わせるようにしました。

 

・重いポケモン

高火力地面タイプ(マンムーランドロス等):ネクロズマで無理やり頑張って対処していました。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。