【S34 最終835位 R1791】エルフーン起点Wキュレムネクロズマ

 

うしゅいかと申します。シーズン34お疲れ様でした。

この度ポケモン対戦を始めて2度目のシングル最終3桁を達成できたので、記念として構築記事を残したいと思います。

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tn うしゅいか 最終1791 最終835位

 

【構築経緯】

 本業の方が忙しく、週末しかランクマに潜れない中で、新ルールの目まぐるしく移り変わる環境に合わせて対応するのが難しいと感じたため、とにかく自分のやりたいことを押し付ける事を意識しました。

 まずは、命の珠持ち特化ホワイトキュレム(以下Wキュレム)がダイマックス込みでザシアンをワンパン出来、なおかつ環境の多くのポケモンに打ち勝てると思い、Wキュレムをエースに添えました。

 次に、Wキュレムが上から動けるにする素早さのサポート要員として、ねばねばネットデンチュラなど色々試しましたが、最終的には追い風エルフーンを採用しました。ただ追い風を打つだけでなく、がむしゃら+しぜんのちからで削りを入れたり、上から挑発を打って相手の起点作成を阻害したりと、幅広い立ち回りが出来ました(本構築の個人的MVP)。

 また、Wキュレムを使う上でザシアンがどうしてもキツく(特に追い風が切れた後)、ザシアンに後出ししつつ、電磁波で素早さを下げられるHBゴツメ日食ネクロズマを採用して基本選出が完成しました。

 残りの3枠は考える余裕があまりなく正直適当なのですが、ラッキー、ホウオウに強く出られる剣舞ラムランドロス、ラッキーとゼルネアスに強めなザシアン、単体で入れて強そうなスカーフカイオーガを採用しました。

 

【個別解説】

Wキュレム@命の珠

・特性:ターボブレイズ
・性格:ひかえめ
・実数値:201(4)-×-110-244(252+)-120-147(252)
・技:フリーズドライ/りゅうせいぐん/クロスフレイム/だいちのちから

 CS特化。追い風下or電磁波のサポートの元でダイマックスします。Wキュレムをザシアンで対策している構築も多く、逆にザシアンをワンパンすることで優位に立つことが出来ました。氷技の枠は正直吹雪で良いですが、命中率やカイオーガへの打点を考えて今回はフリーズドライを採用。ディアルガ以外にはダイマの打ち合いでほとんど負けなかったと思います。これまでの環境と比べてラッキーがそこまで多くなかったのも追い風。

 

H252ザシアン⇒ダイアースorダイバーン 116.0~137.1%(確定1発)

H4ダイマイベルタル⇒ダイアイス 90.8~106.9%(吹雪媒体だと確定1発)

 

 

エルフーン@気合のタスキ

・特性:いたずらごころ
・性格:れいせい
・実数値:120-×-×-141(252+)-×-108 (Sは逆V必須、C以外逆Vが理想 )
・技:しぜんのちから/がむしゃら/ちょうはつ/おいかぜ

 先発安定。じぜんのちからがいたずらごころ適用なのが強く、相手が攻めっ気がある場合は後攻がむしゃら+先制しぜんのちからで1体処理してから追い風で裏に繋ぐことが出来ます。環境に多いポケモンは遅くても90族以上が多く(ディアルガグラードン等)、最遅にすることで無振り90族の下を取ることが出来るので、この戦術をするには最もかみ合った環境だと思いました。また、相手の起点作成ポケモンや耐久ポケモンの上から挑発を打てるのが強く、安定して追い風⇒退場⇒Wキュレムの展開に持っていくことが出来ました。とにかく追い風だけは打って退場をすることを意識しました。

 

日食ネクロズマ@ゴツゴツメット

・特性:プリズムアーマー
・性格:わんぱく
・実数値:203(244)-177-196(252+)-×-131(12)-97
・技:メテオドライブ/じしん/あさのひざし/でんじは

 追い風が切れた後にWキュレムとザシアンが対面した場合の引き先として本構築には必須のポケモンです。ゴツメダメージ+電磁波でWキュレムがザシアンを上からワンパン出来るようになります。ほんのり振ったDはほぼ無意味なのでHB特価で良いと思います(直す時間が無かった...)。

役割対称:ザシアン、白バド、ゼクロム、ゼルネアス(後半2つは勝てるとは言ってない)

ランドロス@ラムの実

・特性:いかく
・性格:いじっぱり
・実数値:173(68)-216(252+)-111(4)-×-101(4)-134(180)
・技:じしん/そらをとぶ/ストーンエッジ/つるぎのまい

 禁伝2体ルールの時から愛用しているラム剣舞ランドロスです。主にホウオウとラッキーが同席している構築に対して選出します。その他Wキュレムがあまりに刺さってない構築に対するダイマエースとなります。聖なる炎火傷とうたう意識でラムの実採用です。ダイジェット1回でザシアンを抜けないのは心もとないですが、ほんのり振った耐久に助けられた場面も多かったので後悔は無いです。なんでもありルールでもこのポケモンの破壊力・全抜き性能はすさまじいです。

 

役割対称:ラッキー、ホウオウ

 

ザシアン@くちたけん

・特性:ふとうのけん
・性格:いじっぱり
・実数値:199(252)-200(252+)-135-×-135-159(4)

・技:きょじゅうざん/じゃれつく/インファイト/でんこうせっか

 ラッキーがあまりに重かったのでラッキーに強い枠として採用。ザシアンは初めて使うのでどのような調整がいいか分からず、ひとまずHA特化にしました。あまり選出はしなかったですが、構築にザシアンが居ることで相手の選出を読みやすいのが最も有益でした。この枠をホウオウに変えた途端勝てなくなったので、見えない所で力を発揮してくれてたんだと思います。

 

役割対称:ラッキー、ゼルネアス

 

 

カイオーガこだわりスカーフ

・特性:あめふらし
・性格:おくびょう
・実数値:176(4)-×-110-202(252)-160-156(252+)
・技:なみのり/かみなり/れいとうビーム/しおふき

 よっぽど刺さっていると思われる構築に2~3回選出しただけでした。今回のルールはトリトドンガマゲロゲのようなあからさまなカイオーガ受けが少なく、選出圧力は結構あったと信じています。出したときはそれなりに活躍してくれたので、やはりこのポケモンのスペックは凄まじいです。というか凄まじいポケモンばかり使えるこのルール凄いです。

 

【選出】

エルフーン、Wキュレムネクロズマ(基本選出8割これ)

・ラッキー入り⇒エルフーンの代わりにザシアン

・ラッキー、ホウオウ入り⇒エルフーン(、Wキュレムも?)を抜いてランドロスin

 

【立ち回り】

 初手エルフーンに対して、相手のポケモン

ディアルガカイオーガ⇒がむしゃら+しぜんのちからからの追い風退場

・ザシアン⇒がむしゃらで削ってからからネクロズマ引きで処理、ネクロズマを切り気味に動いて再度エルフーンの追い風展開

イベルタル⇒がむしゃらから追い風退場

・バドレックス⇒挑発から追い風退場

 上記のように対応することが多かったです。とにかく追い風⇒Wキュレムに繋ぐのを最優先にしました。特に初手ディアルガグラードンが流行っていたシーズン中盤まではこの展開が上手くハマりました。

 

【重いポケモン

・ラッキー

 Wキュレムを完全に受けられてしまうので、ラッキー入りには基本選出が出来ずきつかったです。

・後発ダイマディアルガ

 先発ならエルフーンで削りを入れられるので良いですが、後発ディアルガは誰も受からないので負けに直結しました。

・初手黒バドレックス

 ゴーストタイプ故にがむしゃらで削りを入れられないので相手していて嫌でした。最終日付近は流行っていましたが...

 

【最後に】

 今月は三連休が多く、最終日が金曜日だったのでいつもよりランクマに時間をかけることが出来ました。これまでサイクル構築しか使ったことが無く、シーズン序盤は全然勝てなくてマスターボール級に上がるのにも30戦くらいかかりました。そんな中、これまで使ったことのない展開構築に挑戦して、目標であった最終3桁を達成できたので非常に達成感があります。3桁がほぼ確定した後は怖くて潜れなかったので、早く3桁が当たり前になってもっと上を目指せるようになりたいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。